野ねずみの一生!

野ねずみを捕獲した。でも、かわいそうで飼育することにした。赤ちゃんが誕生したのでしばらく観察してみることに。十二支の一番目の動物はネズミなのである。そのねずみの生き様を見よ!

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野ねずみと一緒に生活して!


野ねずみの本性って?


野ねずみの写真9ヶ月
 野ねずみとのお付き合いが始まって2年近くになる。最初の野ねずみ君は6ヶ月ぐらいのとき、不注意で、かの野ねずみに脱走されてしまった。そして行方不明になってしまった。多分、床にこぼれた重油のせいで死亡したものと思われる。その後捕獲した野ねずみの生んだ子ネズミの一匹の飼育に成功し、今日まで至っている。

 生まれた直後から育てたこともあって、わが子のようにかわいい。捕獲した野ねずみが可愛らしかったので、こんな動物がなついてくれたらどんなにかうれしいだろうと思い、まったくの興味本位で赤ちゃんから育てることにした。
ペットとして育てて身近においてみると、それまで自分たちが野ねずみに対して抱いていたイメージや先入観が一新されていくのを感じる。野ねずみに対してさえも宇宙は無条件の愛をおしみなく注がれているのだと思う。生きていくための完璧な生態機能。幼児から成長までの完璧なプロセス。野ネズミの一日の規則正しい生活リズム。一貫した行動パターン。そして、小さな体や手足ゆえの可愛らしいしぐさ。なんと可愛らしい動物を宇宙は創造したのだろうかと感心せずにはいられない。

 育てかたもわからずに、勝手に野ねずみをペットにするなとか、ホームページの記事や写真を削除せよとか動物愛護団体や協会から非難を受けたりもした。それでもなんのその、赤ちゃんや動物や植物を育てることは実に楽しいことで、その体験でしか味わえないことが無限にあるのだとわかってうれしい。人生だって、何の動物の飼育だって1度や2度失敗してもぜんぜんかまわないんだと確信した。なんどでも気に入るまでやりなおせばいい。1度目より2度目、2度目より3度目と確実にうまくなる。経験値が上がるからだ。

 この野ネズミが彼女の人生で何を望んでいるかは私の知ったことではない。問題は、私がこの野ねずみに人間に飼育されるという体験を与えてみたかっただけ。なぜ、だってこんなに可愛いから。自分の手で育ててみたかっただけ。そして、今、とてもこの野ねずみに感謝している。こんな可愛い野ねずみが呼んだら、トコトコ駆けてきてエサをおねだりするのだ。そして、おいしそうに目の前で食べてはまたおねだりするのだ。それを見ているだけでも涙が出るくらいうれしい気分になってしまう。ほんとうにありがとうね、野ねずみさん!

 この野ねずみが今の境遇をどう思っているかは私の眼中にはない。それはどうでもいいこと。ただ、私がこの野ねずみと一緒にいるだけでとてもハッピーな気分だということ。これが大切なんだ。ある日、この野ねずみもドアのフックをはずして脱出した。そのときの家族の狼狽したことといったら・・・。さびしくていてもたってもいられなかったのだ。何をさておいてみんなで必死に探したものだ。それほど、今となってはこの野ねずみは我が家において重要な位置にある。

 私たち一家がこの野ねずみを条件つきかもしれないが愛しているのは間違いない。それは、彼女が逃げたときに全員が気がついた。彼女は私たちと一緒にいなければならない。私たちがそうありたいと心から願っている以上は。

 ところで、野ねずみの本性はおとなしくて臆病でやさしく平和的な動物なのだとわかった。危険を感じたとき以外決して攻撃しないようだ。集団での縄張りあらそいやメスをめぐっての抗争はしらないが、一匹だけ飼育しているだけでは少なくとも、とてもおとなしく可愛い。
学習能力はとても優れているようで手足はもとても器用だ。
一度開け方を覚えたドアのフックなどは確実に開けてしまう。
驚くべきはその身体機能だ。
信じられないほどのジャンプ力。
おどろくほど狭い場所に入り込める体のやわらかさ。
壁を垂直に駆け上がる手足の強さ。
小さいがしっかりと細かいものを掴み取る手と足。
土をモグラ並みに掘り進む手。
潜水して自由自在にしかも早く泳ぐ。
一日に何度も何度も全身をお手入れするきれい好き。
全空を見渡せる視界の広さ。
小さな音にも飛び上がるほどの敏感な耳。
においをかぎ分ける能力。狭く高い棒の上でも長い尻尾でスイスイとバランスをとって歩くことができる。落ちそうになってもサルのように長い尻尾を巻きつけてバランスを取る。

 そして驚くべきはそのもろさだ。
大人の野ネズミでも頭を指先ではじいただけでいとも簡単に気絶、あるいは死んでしまう。
一晩、雨にさらしただけでも死んでしまう。
ゴミ箱に閉じ込めておいても死んでしまった野ねずみがいる。おそらく酸欠か、そうでなければ、一晩がんばって脱走を試みたがならず、絶望したか、あるいは疲労してしまったか。
いずれも簡単なことで死んでしまうか弱い動物には違いない。せっかく狭いところに身を隠しても長い尻尾までは隠し切れなかったり・・・猫に簡単につかまってしまうわけだ。

 それにしても、十二支の一番目に来るのがネズミというのは興味深い。昔の人たちはこのネズミの可愛らしさを知っていたのかもしれない。野ねずみが環境に及ぼす恩恵を人間も多分に受けていた時代があったのかも知れない。


  1. 2007/01/17(水) 15:43:47|
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野ねずみの成長


すっかり大きくなったよ!


野ねずみの写真9ヶ月
 昨年の5月中旬に生まれて早9ヶ月が過ぎた。すっかり大きくなりました。性格は温和できれい好き。食欲旺盛で働き者。勤勉で臆病者です。なによりもやさしい性格が目立ちます。一度も私たちに噛み付いたりすることはありませんでした。指先にご飯つぶなどをのせてカゴのすきまから与えてやるときなど、私たちの指を噛んだりしないよう、細心の注意を払って取ります。指先についた残り物をそれはそれは丁寧になめてくれます。

 また、野ねずみは勤勉です。毎日、決まった時間に休み、決まった時間に食べ物をあさり、決まった時間にお仕事をします。
お仕事?
そうです。彼女にはお仕事があるのです。毎日決まった時間にカゴの決まった場所を噛み続けるお仕事です。土ならば穴を掘ることでしょう。壁ならば穴を開けることでしょう。鋼鉄の檻なので1本の特定の場所を一定時間噛み続けるのです。毎日、決まった回数これを勤勉に繰り返します。



どこまで大きくなるのかな!


野ねずみの写真9ヶ月


 あまりスキンシップは好きではないらしい。なぜてあげてもさほど喜ばないみたい。むしろ、自由にそこらへんを探索してみたいようだ。いったん床に降ろそうものなら、たちまち狭い場所、狭い隙間を求めてひたすらに身を隠す。自分の立場をよ~く心得ていて保身に余念が無い。いったん、身を潜めても辛抱強く呼び続ければやがて、安全を確かめつつ、おそるおそる出ては来る。それでも、いったん放したら捕獲に自信が持てないのでなるべく床には降ろさないことにしている。

  1. 2007/01/17(水) 14:10:04|
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野ねずみの水浴び!


野ねずみ水浴び


野ねずみの水浴び
 さて、シャンプーが終わったら、すすぎだ。今日は暑いから、お水で水の洗礼としよう。シャンプーついたままで体をなめると病気になっちゃうからね。犬、ネコと違って顔ごと水におっつけてもそれほどイヤがらない。野ねずみって案外器用なんだな。


イヤイヤ、もうカンベンして!


かんべんだじょ~


 さすがに、疲れたみたい。キーキーと鳴いて助けを呼ぶ。それほど必死ではない。少々甘えた声で駄々をこねる感じだ。このあと、この野ねずみ君は体が乾燥するまで、たんねんに全身をなめまわす。そして、さすがに疲れきった感じでぐったりとお休みしてしまった。野ねずみにとって入浴はやはり非日常的な出来事に違いない。ところで、野ねずみは非常にきれい好きだ。毎朝、毎夕、全身くまなく入念にお手入れする。そのしぐさが可愛くもあり、可笑しくもあり、見ていて飽きない。


なんか用?
なんか用?


 ちひひ、あたしはとっても甘えん坊。
野ネズミを育てたのはこれで2匹目だが、あきらかに昨年の野ネズミとは性格が違う。
この子は寂しがりやだ。ときどき部屋を閉め切ってカゴから出して自由に遊ばせる。ひとしきり部屋の隅々まで嗅ぎまわったら、また、私の手にもどってくる。おいでおいでと呼ぶと、部屋の隅から駆けてくる。そして、私の体に這い上がってくるのだ。ここまで、なつかれたらカワイイという他はない。ただ、異常に臆病なので、遊ばせている間は動いたり、物音をたてないように、ただ、ただ、静かにに見守っていなければならない。遊びつかれたら、ちゃんと私のところか、カゴにもどる。いやはや、野ねずみがこれほどなついてくれるとは想定外。
  1. 2006/08/10(木) 06:19:25|
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野ネズミのお風呂

野ネズミのお風呂

野ねずみのお風呂


 生後3ヶ月の野ねずみ。すっかり大人になって大きくなった。家族にもなついて、カゴに近づくと遊びたがって近づいてくる。カゴのすきまから指を入れても、大丈夫。噛むしぐさをするけれど、けっして歯をたてたりはしない。舐めたり、かるく噛むふりをする。

 ところで、野ねずみはやっぱり臭い。そこで、定期的にお風呂にいれて洗うことにした。全身が毛だらけなのでシャンプーを使って洗う。野ねずみは泳ぐのがうまい。水に頭ごと押し込んでも水を飲んだりはしないようだ。あまり好んで水に入ろうとはしないが、逃げるときなどは潜水して泳ぐ。どうやら水の中でもはっきり物が見えるようだ。


野ねずみのお風呂


 洗うと嫌がってキーキーと助けを求めて鳴く。尻尾をしっかりつかんで逃げないようにして洗う。この野ねずみは性格がやさしいので、少々乱暴にあつかっても噛みついたりしないのでいい。たすけて、たすけてと懇願するように手に這い上がる。まるでいやがる人間の子供をお風呂にいれているような感じだ。

野ねずみのお風呂


 こらこら、まだ洗い終わってないってば!
まだ、これからシャンプーのすすぎをしなくちゃね。
  1. 2006/08/09(水) 23:56:27|
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すっかりなついた野ネズミ君!


ぜんぜんこわくな~い!


すっかり慣れた野ネズミ
 この子ったら、ゼンゼン人間を怖がらない。カゴの前でパチッと手を叩くと最初は、カゴの隅に隠れるが、続いてパチッパチッと手を叩くと、勢いよく飛び出してきてエサをおねだりしたり、遊びたがる。こいつは相撲が好き。手をカゴの中に入れると、指を相手に懸命に相撲をとる。カシカシと指先を噛む動作をするが、決して傷つけるような強い噛み方をしない。本気で噛めば、私の指などズタボロにされてしまうだろう。ちゃんと手加減してくれている。

まるで、犬か猫のようななつきかただ。「おいで、おいで」と呼べばちゃんとやってくる。野ネズミは臭いと思っていたが、赤ん坊のときから牛乳やヨーグルトで育て、今もエサはビスケットなどを与えているせいか、全くの無臭だ。糞尿はともかく、この子の体を嗅いでも匂いはない。かえって、ワンちゃんや猫のほうが臭い。



野ネズミをつかむのはこれが基本!


かんべんだじょ~


 野ネズミも子猫も蛇もこうやって頭をつかむと暴れない。おもしろい。ぜんぜん無抵抗になる。そういえば、親ねずみが子ネズミを運ぶときもこうやって頭を両手でつかんで、走っていたのを見たことがある。野ネズミは実に平和な動物のようだ。少々乱暴に扱っても怒ったりしないみたい。「キューッ」とあまえて鳴く。

 ひどく寂しがり屋のようで、カゴに近づくと必ずソバにやってくる。最近、毎日のように手でワシづかみにしてオモチャにしている。ご本人もすっかり野ネズミであることを忘れているようだ。

 生きとし生けるものは、全て愛情を受け入れるモノらしいと思うようになった。動物との信頼関係ができると動物はこうまで、人間に心を許すものらしい。無条件に可愛い。とくに、そばに近づくと走りよってくる様子をみていると思わず手を差し入れて愛撫せずにはいられない。



なんか用?
なんか用?


 ちひひ、あたしはこの手の中が一番安心とでもいいたそう。
野ネズミを育てたのはこれで2匹目だが、あきらかに昨年の野ネズミとは性格が違う。
昨年の野ネズミは一度ならず、手が出血するほど噛んだことがある。しつけをして以後噛まなくなったが、この子はきわめて優しいし、慎重だ。けっして強く噛んだりもしないし、へんな暴れ方もしない。どちらかというとおとなしい部類の野ネズミだ。たぶん、性格からしてメス。おそらく、1匹1匹歴然とした個性があるに違いない。
最初、2匹飼っていたが、もう1匹は誤って床に落としたため死んでしまった。2匹を比べてもはっきりと違いが解った。それは、外見、形、色、毛並み、顔、体、シッポ、そして行動パターンが全て違っていたからだ。野ネズミはどれも同じように見えるけれど、実際育ててみると1匹1匹が見事に違うのに驚いた。

昨年は不注意で半年と少しで死なせてしまったけれど、今回はせめて寿命尽きるまで可愛がってやりたいな。
  1. 2006/07/05(水) 00:32:32|
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